ローズマリーを肌に使う

ローズマリーを育ててから２年近く経ちます。

きっかけは、ローズマリーが群生している所を元同僚と歩いていた時、「ローズマリーの香りって癒されるよね」と言ってローズマリーにさらっと触れて香りを嗅いでいたのを見て以来。

植物にほとんど思い入れがない私は、そこに群生していた植物がローズマリーだって事も知らなかった。

ローズマリーって、肉や魚料理に使うハーブよね。香りある？歩いていても全然分からない。と言うと、葉っぱを触ると良い香りがするよ、と教えてくれました。

私も葉っぱをさらっと触ってその手を鼻に近付けると、スーっとする清涼感のある香りが脳に広がる感覚でした。

確かに癒される。一瞬疲れを忘れられる。

こんな素敵な植物ならウチにも欲しいと思い、ローズマリーの苗を買ってきました。

ローズマリーの用途

大きくなったローズマリー、まずは料理に使ってみました。

イワシのソテーというと洒落ている感じですが、イワシに塩を振ってオリーブオイルをかけてローズマリーを数本取ってきて一緒に焼いただけの簡単料理。

オリーブオイルとローズマリーがいい仕事をしてくれて、美味しくいただけました。

あとは、ラタトゥーユっぽい料理。ナスや根菜類と雛豆とトマト缶にローズマリーを加えてしっかりと煮ます。

海鮮を加えてパスタソースにしたり、チーズを加えてリゾットにしたり、胸肉やドライトマトを加えてスープにしたりと色々使えます。

ある日、個人でローズマリーを使った化粧水やクリームを作っている人の記事を読みました。

へぇ〜ローズマリーって肌にもいいんだ。とその時は思っただけでした。

偶然の産物

ローズマリーの剪定をかねて、少し多めに枝を切りました。

料理に使うにしても限度があります。

大量に余ってしまい、どうしようか考えた末、煮出してみる事にしました。

ローズマリーティーってあるので、煮出して悪い事はないだろう。

ただ、緑の葉だけを煮出しているのではなく、枝と一緒なのでお茶として飲む気にはなりませんでした。

ここで、以前読んだ記事を思い出したのです。

基礎化粧品にローズマリーを使っていると言う事は、髪の毛にも良いのでは？と思い、その煮出し汁をリンス代わりに使ってみたのです。

すると、普段より髪の毛がしっとりし、クセも目立たずまとまってとても良かったのです。

それに加え、髪の毛にローズマリーの煮出汁をつけている時、肌(顔)にも流れて付いていたのだけど、そのせいか肌が柔らかくもっちりしていたのです。

これはきっとローズマリーの効果だ！と思い、翌朝の洗顔後にローズマリー煮出汁を化粧水の様に肌に使ってみました。

思った通り、肌はもっちりして使い心地良かったです。

ローズマリー煮出汁の作り方・保存方法

大前提として、私の肌には合っていて使い心地が良いというだけで、使用する方の体質によるとアレルギー反応などを起こす可能性があるので、お試しになる際は、自己責任でお願いします。

注意点

1で農薬を使った後なら、２週間以上間を空けて使う様にしています。

２の水洗は、できれば浄水でしっかり洗います。または、水道水でしっかり洗ったあと、最後の水洗は浄水やミネラルウォーターを使うと良いかと思います。

3で使用する水は浄水またはミネラルウォーターにしています。

4煮出す時間はホント適当です。

5せっかくしっかりと沸騰させて(煮沸殺菌)いるのだから、落下細菌などを(少し)防ぐ目的もあります。(蓋をしたからと言って、無菌状態は全く保てません。)

冷えたら容器に移します。

注意点

1の清潔な容器は、新品であっても2の洗浄を行う。耐熱ガラスや陶器の場合は、煮沸殺菌後に乾燥でもok。

3,4の共洗いとは、少量の溶液で容器内壁面を洗う方法。数回繰り返すと良い。

作る過程で浄水やミネラルウォーターを使い、煮沸もしているため、塩素は抜けています。

防腐剤・抗菌剤は一切入っていないので、すぐに細菌増殖すると考えておいた方が良いと思います。

何度も言いますが、くれぐれも自己責任の範囲でご使用ください。

ローズマリー煮出汁の使い方

洗顔後、コットンに適量含ませて拭き取り化粧水の要領で使用しています。

多めに含ませてパッティングしたりもします。

肌がもっちりして朝からテンション上がります。

その後は、導入美容液(私はアルガンオイルを使用)、化粧水、美容液、乳液と進みます。

あと、リンス代わりに髪の毛にも使います。

肌にも良いので、私は頭皮にもつけています。