SAS100万マイル獲得チャレンジ 6 New York JFKで暴動勃発の危機?!に遭遇

スカンジナビア航空による100万ユーロボーナスポイント獲得イベントのチャレンジ中。

3社目のDeltaでニューヨークJFKに到着しました。

ニューヨークの空港で、群衆がヒートアップして暴動勃発寸前の事案に遭遇しました。

その群衆の真っ只中にいたという稀有な経験をしたのでお伝えします。

SkyTeam 15社達成状況

JFKの入国審査

1000名級の入国審査待ちがたったの40分?!

アメリカは、トランジット便のチケットを持っていても、全員一度入国審査を通過する必要があります。

21時半頃に入国審査所に到着すると、体育館3つ分位のスペースの2/3位が人で埋め尽くされていました。

一瞬唖然としましたが、壁面には無数の審査ブースがあり、横にあった電光掲示板を見ると、「ここから審査まで約40分」と表示されていました。

とんでもない人数ですが、40分の待ち時間なら許容範囲です。

と、この時はあまり気にせずぼーっと待っていました。

しかし、30分経ってもほとんど列は動いておらず、まだ横にある電光掲示板を見ると90分に変わっていました。

後ろを見ると、新たに到着した乗客がどんどん押し寄せて加わり、列が伸びています。

とても90分で順番が回ってくるとは思えないけど、何もできません。

大人しく待つしかありません。

審査官がたったの2名?!

それにしても、列が動くのとてもスローです。

国会の牛歩戦術の様です。

1歩動いたら止まり、しばらくしてまた1歩動く、みたいな感じ。

アメリカの入国審査は厳しい、と聞いていたので一人に要する時間が長いのだと思い込んでいたのだけど、よくよく審査ブースを見ると、ほとんど空。

審査官が居るブースは2つだけ。

えっ?! 22時になろかという深夜時間帯だけど、たった2名の審査官でこの1000名を超えているだろう乗客の入国審査をしてるの?

こんなん、いつ終わるか分からんわ。

諦めの境地です。

一触即発!暴動勃発危機に遭遇

この状況で、2名いた審査官のうち1名がブースを出て扉を閉め始めたのです。

おそらくその審査官の勤務時間終了なのでしょう。

それを見ていたラテン系の人たちがあちこちから何か叫び出しました。

「帰るな!」とか「どれだけ待たせるんだ!」などと叫んでいたのかな?

バラバラに声を上げていたのが徐々に1つにまとまり、地響きする様な凄い声の抗議となっていきました。

しかも、その声が徐々に大きくなり、明らかにヒートアップしているのが分かります。

事が大きくなって、空港封鎖なんて事になったら旅を続けられない…

私は、「お願いだからここで暴動を起こさないで!」と心で祈りながらドキドキしていました。

訴えに応える入管の姿

一瞬かなりヒートアップしたのだけど、ブースを離れた審査官の姿が見えなくなると、その声は数分でトーンダウンしました。

とりあえず、平穏は保たれそうで安心です。

今対応できているブースは1つ。

頑張って働いているたった一人の審査官はプレッシャーだろうなぁ、いや、アメリカ人は状況がどうであれ、マイペースで自分の仕事をするのかな?なんて想像していると、ちょっと列が動き出しました。

それを機にスタスタ列が動き出すので、何が起こった?と思いブースを見ると審査官の数がいつの間にか10名以上に増えていました。

凄い!あの群衆のヒートアップに米入管が本気で応えた!

流石にこれだけ審査官が増えると、順調に列は進みます。

それからは30分程度で順番が回ってきました。

そして、審査は一瞬。

何日滞在するの?次はどこに行くの?

聞かれたのはこれだけ。

審査を終えた直後に後ろを振り返ると、1000名超えの列が1/5位になっていました。

実はキャンセルされたSaudia便の対応に集中していた

約2時間の入国審査待ち時間の前半は家族や友人にlineして過ごし、後半はキャンセル便の対応に集中していたので、緊張する瞬間はあったけど、とても長い時間待たされた感覚はありませんでした。

楽天モバイル、海外でもキャッチ機能します。

エクスペディアで購入したサウディアのアテネ-リヤド、リヤド-ドバイ便がキャンセルになり、提示された代替え便がオリジナルの2日後発という全く使えないものだったので、これまでエクスペディアのオペレーターと何度か話をして、日本時間の午前中に電話し直す事になっています。

詳しくは、こちら↓

SAS100万マイル獲得チャレンジ 4 メキシコシティ 深夜・早朝の長電話

スカンジナビア航空 100万マイル獲得チャレンジ中。メキシコシティに深夜到着。空港内カプセルホテルの様子と、フライトキャンセル通知を受けて対応に追われる様子をお伝…

どう見ても入国審査の順番が数十分で回ってくるとは思えないので、ここでエクスペディアに電話する事にしました。

今回はシンプルに変更希望便案を1つに絞り、これがダメなら返金手続きを受けるという事になっています。

いつも通り待ち時間数分でオペレーターに繋がりました。

直近の履歴を確認する様に依頼し、これまでの流れを把握してもらったので、話が早かったです。

ただ、この履歴を確認してもらっている間に、電話が切れてしまったのです。

こちらから再度電話をかけ直したのだけど、オペレーター待ちの間にエクスペディアの方からcall backがありました。

楽天モバイル、キャッチ機能もちゃんと働いてくれて無事電話に出る事ができました。

Saudia代理店にお伺い

エクスペディアのオペレーターがサウディアの代理店に電話問い合わせをします。

この間、電話を繋ぎっぱなしで待ちます。

15分位待たされたと思います。

サウディアに繋がらないのか、他の案を探してくれているのか、どうなのか…

結果は、希望便での変更は他車運行便が含まれている為に不可。

仕方ないので、払い戻し対応となりました。

JFKのターミナル4

NEW YORKって文字を見るだけでテンション上がります。

ですがこの旅は旅行ではありません。

観光要素ゼロなので、空港を楽しみます。

Terminal4の制限エリアを出た所です。

出てすぐ目につくのがUber Pick upのサイン。有難いですよね。

でも私はブルーの矢印 (Transfer) に進み、Departureを目指します。

NYの外の空気を吸おうと、外に出てみました。

寒いけど、息が白くなるほどではありません。

事故なのかな?パトカーと救急車が出動していました。

なかなかな混雑ぶりですが、チケット発券のために並びます。

次のフライトは、楽しみにしていたVirgin Atlantic。

ロンドント乗り継ぎでノルウェーのオスロへ飛びます。

アエロメヒコ、デルタに続いて3度目のEBB番号の桁ずれです。

ゲートで要確認。

ヴァージン アトランティック航空のチケットは、しっかりとした硬い紙で裏返すcorporate colorの赤。

かっこいい!テンション上がります。

事前情報は何もないのだけど、何となくスタイリッシュでかっこいいイメージのある会社なので、機内の雰囲気やサービスも期待してしまいます。

続きはこちら↓