SAS100万マイル獲得チャレンジ 1 関空-台北 5年ぶりの国際線搭乗
スカンジナビア航空が打ち出したEuroBounus Point Millionaire、スカイチーム15社に搭乗して100万ユーロポイントを獲得するというイベント。ついに出発の日を迎えました。
コロナ以降、初めての国際線搭乗がこのイベントになるとは… 色々楽しみです。
イベント内容については、こちらの記事をご覧ください。
記念すべきSky Team 1社目は中華航空
台湾の航空会社 China Airlines
中国の航空会社と思っていましたが、それはAir China(中国国際航空)。
China Airlins(CI)は台湾を拠点とする航空会社で、使用機材もA350-900と新しく、サービス・乗り心地共にかなり良かったです。
安心して利用できる航空会社の一つとして、今後も利用したいと思いました。
米便だから?いや、片道航空券だから
航空券は、公式サイトで購入。
関空-台北便は3時間15分、台北-ロス便は11時間35分の搭乗! 通路側席の確保はマストです。
座席指定をしたいので、online check in をしたかったのですが、中華航空の人からは、乗り継ぎ便が台北-ロス便なので、まず無理だろう、と言われました。ESTAの確認等、米便はややこしいそうです。
しかしダメ元でチャレンジすると、できちゃいました。
予想外にe-ticketが確保できてかなり喜んでいます。座席指定はもちろんのこと、機内持ち込み荷物のみなので、当日は保安検査所に直行できるので。
5年振りの出国
当日は空港をじっくり楽しむつもりで、かなり余裕を持って空港に到着。
5年振りの国際線チェックインフロアです。
感慨深い… いやいや、人多すぎやしませんか?!
混雑しているけど,
Frequent Flyer Number (今後はEEB番号と表記) の確認もしてみたいし、時間はたっぷりあるのでチェックイン カウンターに寄る事にしました。
すると、エコノミー・チェックインは長蛇の列。
気が萎えてしまい、列の手前にいたスタッフに「e-ticketあるから直接保安検査所へ行っていいですよね?」と確認すると、カウンターでチケットを発券する必要があるとの事。
一瞬、あの列に並ばなきゃいけない?と焦ったけど、別の窓口へ案内されました。
少々の待ち時間で、対応頂けました。
「online check in 済みだけど、カウンターに寄る様に言われて来ました。EEB番号も確認してください。」と言いながらスマホのe-ticket画面と、EBB番号が掲載されたクリアファイルを見せました。
QRコードが発行されているのだから、簡単な確認の上で紙の搭乗券を発券するだけ、と思っていたのだけど、いやいや、大変でした。
ESTAについては、パスポートに紐づいているので特に問われなかったと思います。
必要だったのは、購入チケットが片道航空券なので、米国を出国するチケットの確認 、これがかなり大変でした。
- アメリカを出国するチケット(LAX - MEX アエロメヒコ)
- メキシコを出国するチケット(MEX - JFK デルタ航空)
- アメリカを出国するチケット(JFK - LHR ヴァージンアトランティック航空)
私は購入したチケットの予約詳細を全て印字して用意していたので、要求される毎にすぐ手渡しできて便利でした。
だけど入力する情報量が多いので、入力待ち時間が長いです。
結局手続きに15分以上要した後、発券されたのがこちら。
見えにくいですが、赤いラインの所にEBB番号が掲載されており、紐付け確認完了。
最後に、もしカウンターに寄らず、e-ticketで出国していたらどうなっていたのか聞くと、ゲートでこの手続きを行う、との事でした。
ゲートでこの手続きはキツイ。出発直前で気持ちも焦るだろう。
気まぐれで寄ってみたのだけど、今後は可能な限りチェックイン・カウンターに寄る事にします。
この上なくスムースな保安検査&出国審査
パンデミック以来初めての出国。変化が著しく、おのぼりさん状態でした。
保安検査所では、ただ荷物をトレイに入れてベルトコンベアに乗せるだけ。
ラップトップも取り出す必要なく、ホント、流れていくっていう感じ。ストレスフリーです。
出国審査においては、スタンプを集めたい派の私。
敢えてがら空きの自動化ゲートへ向かわず、all pasportの有人窓口に並びました。
といっても、10分も待つ事は無かったと思います。
関空の審査官、こちらが恐縮する程、対応がとても親切丁寧でした。
私が、「スタンプが欲しいからこちらに並んだ」と伝えると、どのページに押しましょうか… とわざわざこれまでの出入国スタンプを探してくれて、その続きへ丁寧に押してくださり、笑顔で「お気をつけて」と送り出してくださいました。
あたかも、私の旅が過酷なものであるのを知っているかのごときお言葉。心に染み渡りました。
ちなみに、自動化ゲートからの出国でも、係員が居るので依頼するとスタンプ押して貰えるそうです。
出入国のスタンプ、海外旅行保険を利用する事になった際に出国を証明する為に要求される事が過去にありました。
今は不要なのかもしれないけど、念の為に確保しているに越した事はありません。
PPラウンジとして最初で最後の利用 ANAラウンジ
かなりの余裕を持って空港へ向かった理由は、こちらです。
2024年11月末日で、関西空港のANAラウンジはプライオリティ・パスとの契約を終了しました。
契約終了ギリギリのタイミング、しかもPP利用時間制限(11:00〜21:30)が設けられている中、私のフライトは12:45発と利用をお膳立てされた様なスケジュールです。
10年近く前、ターキッシュのビジネス利用時にANAラウンジを利用した事がありましたが、関空改修工事後は初めてです。
11時過ぎに到着。写真の通り、既にすごい列です。
待ち時間は15-20分程度だったと思います。
ラウンジ内は、当然限界まで混んでいます。
つまむものはあまり無かったのですが、デザートと同じ冷蔵庫にひっそりと置いていたサラダとチーズを頂きました。
丁度混んでいた時間だった様で、私がここを出る時は入場待ちゼロで、レセプションはひっそりとしていました。
今後は、今年獲得したスターアライアンス ゴールド でお世話になるのを楽しみにしています。
改修後の関西空港T1は未知の世界だった
保安検査所を通過すると、walk through duty free shop のエリアと続きます。
照明もかなり明るく、ハイブランドの化粧品や香水、アルコールなど煌びやかに陳列されていて、歩いているだけでテンションが上がります。
免税店エリアを抜けると、ゲートエリアに続きます。
この様な広場もあり、搭乗案内のスクリーンやソファーが配置されています。
そして、壁にはExpo 2025のみゃくみゃくが施されたデジタル広告が掲載されていました。
大阪らしいですね。
関西の方しか馴染みがないと思いますが、KIX-ITM CARDのポイント専用端末です。
設置場所は免税店入り口付近ではなく、ゲート近くに変わっていました。
何ヶ所か設置されていたので、ゲート付近を歩いていると見つけられます。
今年は、今回の登録で関空利用31回目となり、来年度プレミアム会員昇格となりました!
改修後の関西空港第一ターミナルは、私が知っている以前の空港とは国が変わったかの如く変化していました。
デザイン・動線が海外の空港を歩いている雰囲気を感じる部分もありました。
「部分」を強調するのは、やはり規模が小さいので、デザインは海外っぽくてもそれをギュッと押し縮めた感があり、人の多さと空間がミスマッチしている印象を受けました。
それでも、「これから海外に行くんだ!」という高揚感は十分にあり、楽しいです。
China Airlines A350-900搭乗
私がこの旅を東回りにした理由がこの機材。
KIX-TPE, TPE-LAX共に使用機材がA350-900だったからです。
比較的新しく、大きな機材なので乗り心地の良さは期待できます。
ラッキーな事に、中央席フリーでした。
電源があるので、タブレットやPC利用も安心です。
以下、私のメモより。(オフィシャル・データではありません。)
12:40 door closed
12:44 push back
12:51 taxing
13: 03 take off
12:45発予定の便。just on time 優秀です!
中華航空、ここまでずっと褒めていましたが、機内食はガッカリでした。
機内食、粗食の特別食を事前オーダーするか迷ったのだけど、評判の良いカレーを食べてみたかったので、普通食のままにしていました。
この日のチョイスはチキンカレーとこのヌードル。
カレー狙いだったのだけど、既にヌードルしか残っていなかった。
しかも、あんかけが塩辛くて… エビはぷりぷりで美味しかったです。
やはり、スパイス好きの私のイチオシは中東系です。
14:59 landing (私のメモより)
gate arrived の時間がメモされていなかったけど、15:00着予定の便なので少し遅れていますが、誤差範囲。
3時間ほどのフライトを楽しんで、台湾に到着!
続きはこちら↓。